日本酒のラベルから読み解く味【日本酒を選ぶ際しっておきたい3つこと】

日本酒

こんにちは。

 

日本酒を選ぶ際このお酒どういう味なんだろうって思ったことありませんか?

実はラベルを見ることで味を予想することができるんです!

ですが、

「ラベルに書いてあることがよくわからない」

「こう書いてあるけどこれって結局どんなお酒なの?」

と思う方も多いかと思います。

 

今回は日本酒のラベルからどういう味なのか予想する方法を日本酒用語と一緒に解説していきたいと思います。

 

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ラベルから読み解く味

日本酒のラベルに書かれいる情報の意味が分かるようになれば、どんなお酒の味か、ある程度予想することができます。

ラベルを見るとき、まず味を予想する大きな手掛かりとなるのが、特定名称です。

特定名称とは、使用する原材料や精米歩合、製造方法によって、このように名乗ってもいいよという表記です。

特定名称 原材料 精米歩合
吟醸 米・米麹・醸造アルコール 60%以下
大吟醸 米・米麹・醸造アルコール 50%以下
純米 米・米麹 規定なし
特別純米 米・米麹 60%以下、または特別な醸造方法
純米吟醸 米・米麹 60%以下
純米大吟醸 米・米麹 50%以下
本醸造 米・米麹・醸造アルコール 70%以下
特別本醸造 米・米麹・醸造アルコール 60%以下、または特別な醸造方法

 

原料、精米歩合、製造方法というのは、日本酒の味と密接に関係しているのでまず気にしましょう!

それでは原料、精米歩合、製造方法を解説していきます。

 

精米歩合でわかる味

精米歩合とはお米をどれだけ削っているかの事です。

 

お米の表面の外側にはたんぱく質や脂質が多く付着しています。このたんぱく質やミネラルは旨味のもとでもあり、雑味のもとでもなるのです。

その外側を削ることでお酒の旨味や雑味を取り除くという事なのです。

 

精米歩合が低いと香りがフルーティーで、クリアでな酒質だという事が予想できます。

逆に、精米歩合高いお酒は、濃厚で旨味の強い味だという事が予想できます。

 

たんぱく質や脂質はお酒の味だけでなく香りにもかかわってきます。

お酒を造るとき、アルコールを出す「酵母」という微生物が必要不可欠です。この酵母はアルコールを出す役割だけでなく日本酒の香りを出す重要な役割でもあるのです。

脂質が多く含まれていると香りの成分の生成を抑制するため、フルーティーで華やかな香りになりやすいのです。

 

原料でわかる味

日本酒は主に、お米と水から作られています。このお米や、水の種類で味も変わってきます。

 

日本酒造りに向くお米は酒造好適米と呼ばれ、普段食べているお米とは、お米の成分や特徴が違うお米なのです。

この酒造好適米の主な種類として

 

・ 山田錦 :

「酒米の王様」と呼ばれる品種で、香りが高く、柔らかなふくらみがありつつも、すっきりとした味が特徴のお酒に仕上がります。

 

・ 五百万石 :

主に東日本で使用されることの多い品種で、淡麗で、後味がスッキリとした味が特徴のお酒に仕上がります。

 

・ 雄町 :

生産量の9割は岡山で、香りは少ないが、コクがあり、お米の旨味を感じる味が特徴のお酒に仕上がります。

 

などが挙げられます。

他にも、

  • 愛山
  • 美山錦
  • 八反錦
  • 酒未来 etc…

など酒米だけでなんと100種類を超える品種が存在しています。

 

日本酒の選び方について、原料の視点から掘り下げて解説しているのでこちらも読んでみてください。

製造方法でわかる味

日本酒をどうやって造っているのかでも味が変わってきます。

 

・ 酒母の造り方 : 

山廃仕込みや、生酛仕込みとラベルに書かれていれば、生酛や山廃酛の酒母でお酒造ったお酒で、複雑な奥の深い味わいが特徴のお酒です。

 

・ お酒の搾り方 : 

お酒のしぼりかたや、搾ったお酒のどこをとるかでも味わいが変わってきます。搾るときの圧が低いほど雑味が少ないお酒になります。

 

・ 火入れの有無 : 

ラベルに生酒と書かれていれば、フレッシュで軽快な味わい、火入れ酒だと落ち着いた印象の味わいになります。

 

 

お酒の製造方法の視点からお酒の味わいを解説しているので、こちらも読んでみてください

 

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日本酒を選ぶ際知っておきたい用語集

日本酒のラベルに書かれていることが多い、味を予想ができる用語を「搾り方」、「保存方法」、「成分」という3つに分けて紹介したいと思います。

 

ラベルには表示義務のないものあり、絶対に書かれているというわけではないので注意してください。

 

搾り方の用語

・ 袋吊り、雫取り

お酒搾るとき袋に入れて袋を吊り、圧をかけないで自然の重みだけで搾ったお酒で、余分な成分が出てこず、いいところがつまったお酒になります。

 ・ あらばしり

お酒を搾ったときの最初に出る部分の事で、フレッシュで香りがあって荒々しくキレのある味わいが特徴です

 ・ 中取り

お酒を搾ったときに中盤に出てくる部分の事で、香りや味のバランスが良く、最も良いとされている部分です

 ・ 責め

お酒を搾ったときに最後の加圧して出てくる部分で、アルコールが高く、濃厚な味わいが特徴です。

 ・ にごり酒

お酒を搾るとき目の粗いもので搾ったお酒で、白く濁っていて、甘さがあり、お米の濃厚な味わいが特徴です。

保存方法の用語

 ・ 瓶囲い

日本酒を保存するとき瓶に詰めた後に保存する保存方法で、タンクで保存するよりも、空気の触れる面積が少なく、劣化しにくいのが特徴です

 ・ しぼりたて

秋に収穫される新米を使って最初に仕込んだお酒を搾ってすぐ出荷されるお酒で、冬の間に店頭に並びます。フレッシュで爽やかな味わいが特徴です

 ・ ひやおろし

冬に仕込んだお酒を蔵内で夏を越し、秋ごろに出荷されるお酒で、落ち着きがあって、味が乗り、どっしりとした味わいが特徴です。

 ・ 古酒

搾った後1年以上寝かせたお酒で、独特の熟成香や、濃厚で複雑な味わいが特徴です

成分の用語

 ・ 日本酒度

日本酒の甘辛を表した数値で、+になればなるほど辛く、-になればなるほど甘いとされます。

 ・ 酸度

日本酒の酸味を表した数値で、酸度が高いと、きりっとしまったような味わい、酸度が低いと、なめらかな味わいになります。

 ・ アミノ酸度

日本酒の旨味を表した数値で、アミノ酸度が高いと複雑な味わいになります。

 

まとめ

ラベルには日本酒の味を予想する大きな手掛かりがいっぱい書かれています。

そのうちの主に

  • 精米歩合
  • 原料の種類
  • 製造方法

を気にしてみることで大体予想ができると思います。

ラベルから自分の好みのお酒を選ぶことができれば、日本酒を飲むことももっと楽しくなると思います。

 

以上です。

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