【H30BY】全国新酒鑑評会について

日本酒

こんにちは。

 

みなさん今日の10:00ごろに全国新酒鑑評会の結果が発表されたのをご存知ですか?

今回はこの全国新酒鑑評会の事について紹介していきたいと思います。

 

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全国新酒鑑評会とは

全国新酒鑑評会とは、全国の酒質の向上のために、1911年から始まった、各蔵が新酒の出来栄えを競う鑑評会です。

今年(30BY)は、出品数が857点。

そのうち入賞酒は416点。

入賞酒の中でも特に成績が優秀とされる金賞酒は237点とされました。

今年は福島県から22点の金賞酒がえらばれ、2年連続で都道府県別で最多となりました。

 

杜氏の腕を試す大会

この新酒鑑評会は、酒蔵にとっても大イベントです。

このとき金賞が取れるかどうかで1年間のお酒の出来栄えが評価されてしまうほどシビアなものにもなります。

 

当時私が蔵にいたときはこの時期になると皆ピリピリとした空気でミスが一切できない雰囲気でした。その時杜氏から言われた

「100%の造りをしたとしても金賞は取れるかどうかわからないものなんだ。」

という言葉を覚えています。

 

その指揮をとり、金賞が取れるかどうかというのが杜氏の腕にかかっているのです。

 

出品されるお酒はどんなお酒

この品評会に出品されるお酒というのは、特別に造られています。

 

金賞酒というのは、一切の雑味もなく、香りと味わいのバランスがよいお酒でないと取ることができません。

そのためには、磨き上げた米で酒造りの最初の工程である洗米作業では、1分1秒単位でお米に水を吸わします。

麹造りでも、普通酒や、本醸造といった麹と違い、大吟醸には欠かせない「つきはぜ」といった麹菌のつき方をした麹を造ります。

搾るときには袋吊りをして、袋から重力で滴り落ちるお酒を斗瓶に何本もとっていきます。

この何本もある斗瓶の中から出品酒を一つ選んで瓶詰めをしていきます。

 

出品酒とはお酒の仕込みから出来上がったお酒を瓶に詰めるまで、妥協は許さず、気の抜けない作業を必要とするお酒なんです。

 

金賞受賞酒を飲んでみる

昔は出品酒はこの鑑評会のためだけに造られるお酒で、市販されることはありませんでした。

今では、金賞受賞酒として結果発表後に一般に売っているので是非この各蔵の最高傑作を味わってみてください。

ただ、貴重な限定酒のため、品切れになる前に買うことをおすすめします。

 

以上です

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